テレビを見ると”年の差婚”をしたカップルが取り上げられていることがあるけれど「実際のところどうなの?」「結婚相談所でも年の差婚をしている人はいるの?」と気になっている人もいるかと思います。
とくに、男性は、30代・40代になると女性の年齢が気になります。
できれば、年下。
さらには、年の差婚を夢見ている人もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は、年の差婚の実態やメリット・デメリットについて、藤本さん夫婦の体験談を交えながら紹介していきます。
1.年の差婚の組み合わせ

結婚相談所でも年の差婚はあります。
その多くが男性が年上・女性が年下のカップルになります。これは、結婚相談所だけに限らず、世間一般でも年の差婚夫婦はこのパターンですね。
女性も、10歳以上の年齢が離れていることはネックになります。ですが、いざ付き合ってみると、同い年にはない、落ち着き・頼りがい・エスコートの仕方が上手いなど、年齢差を跳ね返すほどの魅力を感じるのです。
とくに、一般的な女性は同年齢しか付き合ったことしかないので、年の差でのお付き合いが新鮮かつ魅力的にうつるようですよ。
2.年の差婚だと話が合わないのでは?

「年齢差がありすぎると共通点がなかったり、会話が合わないのでは?」という心配がありますよね?
結婚は、残り人生一緒に過ごすので会話が合わないと大変です。私の知り合いに18歳の年齢差夫婦の藤本さん(仮称)に話を聞いてみました。
『夫婦と言っても、もともと違う環境で育ってきたので、たとえ年齢差がなくても、共通点がないことの方が多いですよね。
私たちも同じです。
だから、(相手のことで)分からないことがあっても、楽しむようにしています。相手のことを知る過程はすごく楽しいですよ。話が合わないなんて思ったことはないです。』
私は、藤本さん夫妻の話を聞いて納得しました。
年齢に関係なく離婚率が高いのは、お互いを知ろうとする気持ち・興味を持つ気持ちが足りないことが理由かもしれません。
藤本さん夫妻が仲が良いのは、ジェネレーションギャップを否定するどころか、ふたりが理解し合うための材料(ネタ)として楽しんでいるからなんですね。
3.なぜ年の差婚になったのか?

年の差婚になったのは、おふたりがもともと年下好き、年上好きだったのでしょうか?
『そのようなことはないですよ。(夫と付き合ったが)初めての年上の方でしたので…。とくに意識していたわけではありません。
夫が若く見えたのもありますが、お話していくうちに自然と好きになった、好きな人がたまたま年上の人だっただけです。』
奥様の話を聞くと、旦那さんが大切にしてくれる・些細なことでも思いやりを感じることが惹かれていく原因だったようです。
ごちそうさまです^^
4.年齢が離れていても喧嘩することはある?

年齢差があっても喧嘩はするのでしょうか?
とくに藤本さん夫妻は親子のような年齢差です。
夫婦喧嘩があるのか尋ねてみました。
奥様曰く『私が怒っても話を聞いてくれますね。あとは私が勝手に拗ねているだけになっていることが多いです。』とのことでした。
奥様が怒っても旦那様は感情的にならずに話を聞いてくれるようです。
そんな旦那様の包容力に奥様はメロメロのようですね。
…旦那さんにも聞いてみると「ふつうに価値観が合わないことでイライラしていることはありますよ。」と言ってました。
建前ではなく、本音を話してくれる2人。
言い合いになることはなくてもお互いにイライラすることはふつうにあるようです。
人間ですから当たりまえですね。
5.女性は思いっきり甘えられる!

『あと私は甘え下手だったのですが、夫には甘えられるんです。』
はい、はい。さいですか。
たしかに、お二人はとても仲がよく、お似合いの夫婦に見えます。
考えてみれば、私の姉も7歳年上の男性と結婚しましたが、本人曰く(気が強くてw)男性に甘えられないタイプでした。ところが、年上の旦那さんには甘えられるようで、弟としても「本当にいい人を見つけたな^^」と思えるくらいです。
年の差カップルになったのはいいけれど、大きな壁にぶち当たった、どうしたらいいのかわからない…と悩んでいる人は、身近にいる年の差夫婦を参考にしてみるのもいいかもしれません。
きっと「自分たちの悩みはなんだったんだろう?」と感じるんじゃないかな…。私は藤本さん夫妻を見て改めて”年の差婚”もありだと思いました。
※追記:ごめんなさい、私も妻とは6歳差でした。これも年の差婚…なのかな?
6.年の差婚のデメリット

では、年の差婚でデメリットはなかったのでしょうか?
『デメリット…?とくにないですね^^』
夫婦としてはデメリットに感じたことはないようですが、まわりから興味本位で色々聞かれることはあったようです。
『不倫や親子と間違えられたことがあります。ときには「お金目当てで結婚したのでは?」なんて言われたことも。うちにはお金がないのにね苦笑』
『病院などで「どのようなご関係ですか?」と聞かれることもありました。』
まわりは年の差婚に先入観やイメージがあるようですが、当の本人たちは気にしていないようでした。
7.将来は不安にならないの?

男性の方が女性に比べて平均寿命は短いです。
さらに男性の年齢が10歳以上離れていれば、お別れが早くなることも考えられますが、将来について、どのように感じているのか話してくれました。
『不安がないと言えばウソになりますね。まわりの夫婦よりも一緒にいられる時間が少ないかもしれない…と思うことはあります。だからこそ、1日1日を大切にしようとふたりで話し合っています。』
と語る旦那さん。
『食事では栄養バランスには気を付けてます。私のダイエットにもなるし、料理も楽しいです。』
奥様もポジティブにとらえ、夫婦生活を楽しんでいるようです。
ふたりの「1日1日を大切にしよう」という言葉はすごく心に響きました。
確かに一緒にいられる日数は少ないかもしれません。しかし、ふたりの想いは、どの夫婦よりも濃いですよね!
まとめ
藤本さん夫妻のほかにも、身近に11歳年の差の夫婦の友人もいますが、彼らは年の差婚って感じがしません。
結婚で大事なのは【年齢よりも相手を知ろうとする気持ち、思いやる気持ち】の方が大切…と感じました。
今回の取材で年の差婚でなくても、私は藤本さん夫婦から”結婚で大切なことは何か”を教えてもらったような気がしています。
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